大正2年に開業し、昭和49年の廃線まで、奇岩の渓谷「耶馬渓」に観光客を運んだ「耶馬渓鉄道」。
線路跡はサイクリングロードとなり、大自然の中、自転車をこぎながら、沿線の鉄道遺産観光が楽しめます。
中でも、当時の本物の車両コレクションが楽しめるのが「汽車ぽっぽ食堂」。

建物からつきでる車両はいずれも本物!
耶馬渓鉄道を走っていた本物の車両が保管されており、車両の中でお食事ができるんです。
屋内には耶馬渓鉄道の古写真が展示されています。

踏み切りの信号は、手でゆさぶったら「カランカラン」と信号音が鳴るんですよ。

こちらは明治期製造の車両で現存する木造車両としては九州最古!

四角い窓の木枠も当時のまま。

こちらの車両は、内部をお座敷に改造しています。

廃線となった「国東鉄道」の車両では、内部で宿泊もできます。

つい先日、修学旅行で訪れた宮崎県延岡市の小学生たちが、鉄道博物館ともいえる汽車ぽっぽ食堂で本物の客車にふれて楽しんだそう。

展示パネル、列車が走る模型、そして耶馬渓鉄道の映像が流れる店内。
「お食事をしなくても、展示物の見学と写真撮影だけでもぜひどうぞ^^」とのことです。

中津駅から車で3分ほど。
玖珠町の旧豊後森機関庫~耶馬渓鉄道線路跡のサイクリングロード~汽車ぽっぽ食堂の車両コレクション・・と、
やばけい遊覧の旅は、鉄道遺産を堪能する旅でもあります。
お問い合わせ先:汽車ポッポ
