お堂再建クラウドファンディングに挑んだ秦さんの挑戦レポ★
3回シリーズの第二回目です。
【その2:なんで、クラウドファンディングなん?】
前回に引き続き話体(ちょっと方言交じり)です。 すみません。
まず、最初からお堂を整備するんやったらクラウドファンディングでっち思いよったんやけんど、そん理由は、
①単純にやりたかったけん。以前にも補助金や研究助成、コンペなんかで作品や研究活動をしよったんやけんど、不特定な方々から資金を集めて事業を行うちゅうことをしたことがなくてやってみたかった。
②みなさんに八面山の事を知ってもらいたかったけんやったんよ。八面山って中津市民の母なる山っとか言われちょるけんど、その歴史を知ちょる人はあんまおらんように思う。知れば誇りに思うし、誇りに思うことが集落を維持していくための手立ての一つになるっち思っちょるけん。なんか大騒ぎしてやれば知ってもらうきっかけになるやろ~っち。
③当事者を増やしていきたいっち思ったけんしたんよクラウドファンディングで。今まで通りのお役所の整備や地域の方々から募金を募ってってかたちでは、ただ造っただけで終わりになるような感じがして嫌やった。特にこの場所(この谷)かなりの過疎地やけん。で、この事業をクラウドファンディングで行うことで、地域外の方にも知ってもらい、資金提供した当事者としてこの場所に来ていただきこの場所の良さを感じ取ってもらいたかった。そんでこの場所のファンになって少しでもつながりを持ってもらいたくてクラウドファンディング事業資金を集めることにしました。
あと、デメリットがない。達成しなかったら一円も入ってこないんで、振り込んでいただいたお金を返さないけんのんやけんど、そこらへんのお金も実施業者(今回Readyfor)が持ってくれる。失敗したら残念でしたっちゅうだけ。
ってまぁこんな感じで業務的な目的(もちろん本心ではあるんやけんど)みたいなんを掲げてやってみたんやけんど。気が付かんかった、やったら成長するよ~このオッサンでもちょっと成長した気がする。いろんな人のやさしさにふれて。一つ一つが心にささってくる。このことが個人的には一番の成果やなかろうか。ありがとうございました。
ってな感じで好意で人をつなぐことができるんがクラウドファンディングなんやろ~な~っち今は思いよる。 迷っちょったらやってみたらいいよ。なんでん早めがいいよ~なんでん。
〇クラウドファンディングって(ReadyforさんHP:https://readyfor.jp/より)
「クラウドファンディングとは群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語で、インターネットを通して自分の活動や夢を発信することで、想いに共感した人や活動を応援したいと思ってくれる人から資金を募るしくみです。途上国支援や商品開発、自伝本の製作など幅広いプロジェクトが実施されています。」
〇クラウドファンディングの種類(Readyforさんは、購入型、寄附型での実施 。)
今回は、購入型。リターンを販売することで支援していただくので、リターンを設定しています。
(以下リターンの内容)
5,000円
・感謝メール
・報告書
・箭山神社のお札
10,000円
・感謝メール
・お堂の近くにご芳名を掲載
・聖母堂牛王宝印
30,000円
・感謝メール
・お堂の近くにご芳名を掲載
・聖母堂牛王宝印
・神護寺体験(法話、写経体験等)
50,000円
・感謝メール
・お堂の近くにご芳名を掲載
・聖母堂牛王宝印
・神護寺体験(法話、写経体験、護摩焚き等)
・八面山荘宿泊
〇なんでReadyforなん
国内外いろいろなクラウドファンディングサイトがあるんやけんど、英語ができないので最初から国内に、実績があり社会貢献系に強いっと紹介されていたので、Readyforにしました。
担当者さんとは電話、メールでの対応なんやけど、自分なんも知らんかったし、作業も遅く求められとることも満足に出来んかったんやけんど、愛想つかさず優しく対応してくれたっちゃ。良かったよホントに。
その他の主なクラウドファンディングサイト
・CAMPFIRE
クリエイター系を中心に社会貢献系や
地域活性化系などさまざまなプロジェクト
・MotionGalley
映画ジャンルを中心とした購入型クラウドファンディングサイト。
・Makuake
飲食店や日本酒、ファッションなどさまざまなジャンルでプロジェクトを掲載。
〇で、結局
目標金額:790,000円
↓
結果:795,000円 集まりました。 本当にありがとうございます。
その3につづく。
(その2)なんでクラウドファンディングなん
(その3)作業中のお話