大正~昭和、耶馬渓へ観光客を運んでいた耶馬渓鉄道。
廃線となった今、線路跡はサイクリングロードとなり、赤い鉄橋や小さなトンネルと・・鉄道遺産めぐりが楽しめます。

そして、当時の車両は、中津駅から車で5分ほどの「汽車ぽっぽ食堂」に残っています。


こちらでは車両の中で食事が楽しめるんです。

先日、「汽車ぽっぽ食堂」さんから「ちょっと見にきませんか?」とお声がかかり、出かけてみると・・すごい計画が進行中でした!

広い敷地内に、保管していた3両の車両を覆う建物を建設し、
耶馬渓鉄道を走っていたキハ車両「かわせみ」が屋内に!


ちゃんと「キハ」の文字が残っています。

国東鉄道を走っていた車両もあって、3両=3グループ用の宿泊施設に変身中なんです。

1両ごとに4つベッドを入れて、小グループや家族で宿泊できる施設になるそうです。


車両の外に設置するトイレやお風呂も1両ごとに使え、コロナ対策的にも安心。

ベッドルームの床には、床下を覗ける窓があけられていたり

運転台やレトロな調度もそのまま。

今年の10月オープンだそう。
昼も夜も大正時代の旅人気分で、日本遺産「やばけい遊覧」の旅が楽しめそうです。